【足立区プラスポイント10】子供の遊びがワイルド
足立区の子供は、都心部だとまず見られないだろうな、という遊びをしている。
ある近所の公園で、砂場に穴を掘って、子供たちがワイワイやっていた。
何をやっているのか見てみたら、近くにいるカナヘビ(20cmくらいの小さなトカゲ)を大量に捕獲してきて、あり地獄みたいに入れて遊んでいた。
公園は農地と空き地に隣接していて、よくよく周りを見ると、確かにカナヘビがちらほらいる。
10匹くらいかな、けっこう素早いし、よくそんなに集められるなというくらいいた。
子供のころ、ありであり地獄はよくやったけど、カナヘビであり地獄はやったことがなかったから、新鮮だった。
そもそも、カナヘビなんて捕まえたことがなかったし。
荒川河川敷にある池や沼地で遊んでる子供もけっこうすごい。
バケツにあふれんばかりに大量のオタマジャクシを入れていた。
何十匹もいて、バケツの中は真っ黒。
小さいのじゃなく、大きくて、ほとんどカエルになりかけているやつ。
足が少し出てきているのもいた。
木が鬱蒼とした中にたくさんの沼地があり、23区内であるというイメージはない。
沼地の生態系は自然の中で守られていて、いろんな生き物がいる。
そこに遊びに来ている子供たちは捕り放題。
それから、池がある公園が多い。
池や流れがゆるやかな川では、ザリガニ釣りを見かける。
普通の虫取り網だけでなく、水用の虫取り網を持っている子もよく見かける。
うちの子はそんなに虫が好きなわけではなく、学校でワイルドな遊びの仲間に入っていけるだろうかと心配なところはあるが、意外と興味津々で近づいていってるので、たぶん大丈夫だろう。
やっぱり自然と触れ合えるのは、子供にとってはいい環境だと思う。