【足立区マイナスポイント6】鉄塔が多い
送電線が地中化されているから。
足立区に来ると、鉄塔のオンパレード。
至る所に鉄塔がある。
どこまで鉄塔があるのか送電線を追ってみたら、荒川、隅田川を越えた後に地中に潜っているみたい。
東京の北、東側は、荒川や隅田川が送電鉄塔有り無しの境目になっている。
西側は、杉並区ではたくさん見たけど、中野区ではあまり見なかった。
きっと、練馬、杉並、世田谷あたりが境目なのだろう。
地方で発電された電気が、都心部に向かって送電線で送られてくる。
足立区はその都心の手前なので、必然的に送電鉄塔の密度が高くなる。
鉄塔があると、いろいろなことがマイナス。
・景観が損なわれる
せっかく眺望の良い部屋だが、近くの鉄塔で都心部のビルの景色がさえぎられてしまっている。
青空や星空も隠してしまっている。
・土地の利用が制限される
鉄塔はかなりの面積が必要で、はっきり言って邪魔。
河川敷や広い公園の片隅に建ってるならまだしも、道路の真ん中や住宅街のど真ん中に建っていると、それをよけて道路を作ったり家を建てたりしないといけないので、土地の使い勝手が悪い。
・電磁波の影響が心配
高電圧の送電線からは電磁波が発せられていて、体への影響があるという研究結果もある。
ただ、足立区あたりの鉄塔は、発電所の近くにあるような超でかい鉄塔ではないから、そこまで心配しなくて大丈夫みたい。
鉄塔があまりに多いので、ここにもある、あそこにも、と鉄塔を気にしているうちに、送電線がついていない鉄塔もたくさんあることに気づいた。
NTT、電力会社、ガス会社、鉄道会社、水道局などで使っていて、通信用の鉄塔らしい。
都心部だと送電鉄塔は見られないし、通信鉄塔も東京タワー、スカイツリー、市ヶ谷の自衛隊くらいしか知らない。
ドコモタワーも通信する役割があるようだが、見た目は鉄塔ではなくビル。
一般の人から見たら、スカイツリーとかはただの観光スポットだし、ドコモタワーはただのオフィスビルだし、通信設備というのを知らない人も多いのではないか。
鉄塔があるのはマイナスだと思うが、プラスで考えるなら、世の中のインフラが動いているのを目にすることができる、ということだろうか。