足立暮らし ~足立区での生活は微妙⁉~

子育て中。新宿近辺から引っ越してきて思うこと。

【足立区プラスポイント3】公園が多い

子育て生活に公園はかなり重要。

家以外で子供の過ごす場所は、幼稚園・保育園の次に公園がくると思う。

足立区は公園の数、広さともに充実している。

徒歩5分圏内に2、3か所はあるし、芝生広場がある大きめの公園も所々にある。

ひとつひとつの公園の広さも広く、遊具も充実している。

中でも舎人公園は広大な芝生広場、バーベキュー場、遊具広場、じゃぶじゃぶ池、芝そりなど、充実ぶりがすごい。

さらに最近新たな遊具広場もできて、進化を続けている。

荒川河川敷の解放感も最高で、ピクニックにはもってこい。

交通公園もあるので、自転車を買わなくても自転車の練習ができた。

さらに、ミニ列車に乗れる公園もある。

うちは荒川区、北区寄りなので、尾久の原公園や飛鳥山公園など隣接区にも充実した公園がたくさんある。

ただ、子供が遊ぶのにいちばん適齢のときに、あらかわ遊園が休業中なのが残念。

前に住んでいたところでは、最寄りの公園まで5分はかかっていたし、小さい公園ばかりだった。

芝生のある公園に行くとなると、中野セントラルパーク新宿中央公園だったが、周りがビルに囲まれていて、解放感に乏しく、人も多くてごちゃごちゃしている。

ボールを使える公園も少なく、スペースもかなり限られている。

都心付近は土地が少ないから仕方ないところではあるが、公園については足立区は圧倒的に充実していると感じる。

【足立区マイナスポイント2】たばこのポイ捨てが多い

引っ越してきた当初、近所を散歩して思ったのは、たばこの吸い殻があちこちに落ちてるな、ということ。

前に住んでたところは、ほとんどたばこの吸い殻を見かけなかった。

今の家の近所は、道路や公園など、至る所で吸い殻を見かける。

吸い殻が落ちているといっても、2、30年前の日本に比べたら圧倒的に少ないけど。

昔の日本は本当に至る所に吸い殻が落ちていた。

ヨーロッパは今でもすごい。

5年くらい前にスイス、ドイツに旅行に行ったが、2、30年前の日本並みに道路沿いにはびっしり吸い殻が落ちていた。

今の足立区はそこまでの数ではないけれど、引っ越してきたときは昔の日本やヨーロッパの道路を思い出させられた。

でも、最近はあまり吸い殻多いな、と感じることは少ない。

きっとこの環境に慣れてしまったんだろう。

昔だって、吸い殻だらけの道路で普通に暮らしていたわけだし。

何年かかけて、いつの間にか吸い殻がなくなっていったんだろう。

変化に時間がかかるとあまり気づかないが、変化が大きいと目につくので、吸い殻が多い!と感じたんだと思う。

ポイ捨てが多いということは、マナーの問題だけでなく、喫煙率も高いことが予想できる。

収入が低いほど喫煙率が高いらしいから、23区でも世帯年収が低い足立区が喫煙率が高く、ポイ捨てが多いのは当然のことかもしれない。

足立区もポイ捨てが多いのはわかっているようで、大きな駅では路上喫煙禁止の条例があるし、駅前で「ポイ捨てしないで」と啓発するポケットティッシュを配っていることもある。

しかし、根本的には禁煙が進まないといけないと思うので、都心並みのきれいさに到達するのには、まだ時間がかかるかもしれない。

【足立区プラスポイント2】空が広い

足立区に引っ越してきて、13

新宿・中野近辺に約15年住んでいたが、虹を見た記憶がほとんどない。

1回くらいは見たことがあっただろうか?思い出せない。

新宿近辺は、上を見上げるとほとんど建物。

大通りは駅近でもないのに超高層マンションが立ち並び、路地も狭く住宅がびっしりなので、空の見える範囲が狭い。

それと比べて足立区は一戸建てが多く、公園、農園、駐車場、空き地も多いから、断然空が広く見える。

気になるのは駅前や大通り沿いのマンションや高層の団地群くらい。

ちなみに足立区で一番高い建物は、去年できた千住ザ・タワーで、100mを超える建物としては足立区初らしい。

100mというと、マンションだと約30階相当。

新宿近辺では、100m級は至る所にあるし、200m級もたくさんある。

あとは、部屋の眺めが圧倒的によくなったことも空が広く感じる理由だと思う。

周囲が3階以下の一戸建てだらけなので、4階以上になるとすごく見晴らしがいい。

4階なのに、10km以上先の東京や新宿のビル群も余裕で見える。

前も新宿近辺で4階に住んでたことがあるが、窓からはすぐ近くのビルばかり。

都心で眺望のよい部屋に住みたいなら、タワーマンションか、だいぶ駅から離れたマンションでないと難しい。

コンクリートジャングルに長く住んでいたこともあって、広い空が見えることのありがたみを強く感じられた。

【足立区マイナスポイント1】公園のごみが多い

公園にはごみがないのが普通だと思っていた。あったとしても、端っこに少しとか、ごみ箱があふれているとか、花見の時とか、台風の後とか。

足立区に引っ越して、最寄りの公園に行ってみたら、、、ごみが散乱しまくってる!お菓子の袋、カップ麺の食べ残し、たばこの吸い殻・・・。

台風の後でもないのに、明らかにごみが多い。

掃除する人はいないのか?と思ったが、何度か公園に行くときれいな状態のときもあるので、きっと掃除する前だったのだろう。

その後、いろんな公園に行ってみたが、全部が全部きたないというわけではなく、きれいなところもある。

公園の規模と時間帯できれいさが変わる気がする。

規模が大きい公園はきれいに整備されてるし、人のたまり場にならないくらいすごく小さい公園はきれいで、ベンチがあって人のたまり場になってしまう中くらいの公園がきたない気がする。

あと、きたないのは早朝。前日に子供たちがお菓子を食べてごみが徐々にたまって、夜に若者が集まって一気にごみがたまって、朝に掃除されるのだろう。

それにしても、公園を使う人の意識の低さを感じた。

【足立区プラスポイント1】人がゴミゴミしすぎてない

東京の駅はどこも人でいっぱい。都心部に行くほど人が密集していて、そういう場所にいくだけでストレスがたまる。

足立区も、地方に比べたら格段に人が多くて密集しているが、都心部に比べたらかなりマシ。

前に住んでたあたりは、子供の手をつながないと歩くのが厳しかった。子供の挙動にいつも気を使っていないといけなかった。

足立区に引っ越したら、子供の手をつながなくてもいい時が増えた。自由に歩かせられるようになった。

さすがに規模が大きい駅付近は、かなり人が多く人口密度が高い状態だが、駅を出れば広めのロータリーがあって一気に人口密度が低くなる。全体的に見れば、足立区は人が少なめ、人口密度も低めに感じる。

ちなみに統計では、人口は23区中5番目に多く、人口密度は5番目に低い。人口が多いけど人口密度が低いのは、それだけ広いということ。

ゴミゴミしたところにいる時間が少なくなった分、ストレスが少なくなった気がする。